COLUMN
昼職転職コラム
2022.07.28

ボーイの仕事がきつい瞬間|仕事のメリット・デメリットも紹介

体力も精神も費やす必要のあるボーイの仕事。
働いている内に、思わず「きつい」と思ってしまう瞬間もありますよね。

心身を消耗するうちに「辞めたいな」という気持ちがよぎることもあるかと思います。

本記事では、ボーイの仕事をきついと感じる瞬間や、ボーイの仕事のメリット・デメリット、ボーイの仕事を辞める際の注意点について、ご紹介します。

日頃、仕事のきつさと戦っている皆様の心の整理に少しでも役立ちましたら幸いです。

ボーイの仕事をきついと感じる瞬間【10選】

ボーイの仕事をきついと感じる主な瞬間を10個紹介します。


①対人トラブルに巻き込まれたとき

対人トラブルに巻き込まれたとき、ボーイの仕事をきついと思う方も多いのではないでしょうか。
利益を上げるために、キャストである女の子たちに売り上げを競わせるお店もあります。

競争意識の高さから、キャスト同士での喧嘩やいがみ合いが生じてしまうこともあるでしょう。
トラブルに巻き込まれたり仲裁をすることになったときには、大きなストレスを感じてしまうこともあるはずです。

また、店内の派閥争いに巻き込まれることも精神的負担となり、きついと思う瞬間になっているのではないでしょうか。


②昼夜逆転生活で体調を崩した時

お店の営業時間に応じて、ボーイも深夜の仕事を強いられます。
昼夜逆転生活を送ることで生活のリズムが狂い、体調不良を引き起こす人も少なくありません。

ボーイとして働く方の中には、昼夜逆転生活に苦しさを感じている人も多いです。


③サービス残業を課されたとき

ボーイの仕事は店内の清掃や食材・お酒の運び込み、営業中のウェイトサービスとさまざまです。
閉店作業後の仕事も多いため、定時に上がることができない方が普通だというボーイの方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか。

また、残業分の給与が一切支払われないことに苦しみを感じている人も少なくないでしょう。
サービス残業を課されて拘束時間が長い上に、ブラックな職場環境であることに対してきついと感じるボーイの方もいます。


④客引きやキャッチの仕事を強いられたとき

客引きやキャッチの仕事を強いられたときに、ボーイの仕事にきつさを感じる方もいます。

そもそも、風営法によって客引きやキャッチは法律で禁止されています。
違法行為を強いられている時点で、粗雑に扱われているような心地がして強いストレスや不安感に苛まれる方も多いでしょう。

また、客引きやキャッチでは酔っている方を相手にすることもあり、不要なトラブルに巻き込まれるリスクもあります。
もしかしたら、実際にトラブルに遭って、不快な思いをしたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

客引きやキャッチのしごとをしなくてはならないという点にボーイの仕事のつらさを覚える人もいるでしょう。


⑤理不尽な扱われ方をしたとき

理不尽な扱いをされた瞬間もボーイの仕事をきついと思う原因になります。
ボーイは店内の調整役を担うため、お客様やキャストと関わる機会が多くありますが、そこで相手の機嫌を損ねてしまうと怒鳴られることがあります。

例えば、食事のウェイトにミスをしたときや、席替えでお気に入りのキャストをお客様から引き離すことになったとき、必要以上の怒りをぶつけられたことのある方もいるのではないでしょうか。

また、「お酒が苦手」という特質が尊重されないことも、ボーイの方にとっては悩みの種です。
お客様や先輩から飲酒を強要されたら、断ることはほぼ不可能といっていいでしょう。

周囲の人の気に触らないように行動をしなくてはならないうえに、怒りのはけ口や飲酒の強要に使われるという理不尽さもボーイの方を傷つけています。


⑥罰金制度を重く感じたとき

ボーイの方には遅刻や欠勤のペナルティとして罰金が課されることがあります。
この罰金制度を重く感じてボーイの仕事を苦痛に感じる人も少なくありません。

欠勤や遅刻は無いに越したことはありませんが、やむを得ない事情で欠勤や遅刻をしてしまうことはあります。

罰金を取られてしまっては、給料が下がり生活の安定にも響きかねません。
日常的に常に気を張り続けてミスを防がなければ、金銭的にダメージを受けてしまう点にきつさを感じる方も多いようです。


⑦人の裏表を感じたとき

夜職のお店では、お客様を優先して接客をすることが必要です。
時に、キャストの方はお客様から礼に欠けることを言われても、笑って受け流さなくてはなりません。

しかし、そこで抱いたストレスやフラストレーションはどこかで発散したくなることがあり、表舞台ではにこやかでいた子が裏でお客様の悪口や不満を口にすることがあります。

また、キャストに柔らかく接していたお客様がボーイを相手にすると雑な接し方になるというケースもあります。
人の裏表を見ることで恐怖感や苦しさを覚え、精神的にきついと感じるボーイの方もいるようです。


⑧勤め先に好きな子ができたとき

勤め先に好きな女の子ができたとき、ボーイの方は辛い気持ちと格闘する必要があります。
キャストが辞めてしまうことを防止するために、同じお店に勤務する人同士での恋愛を禁止している店は多くあります。

もし仕事を続けたままルール違反を乗り越えてキャストとの恋愛を貫きたいと考える場合には、大きなペナルティを受けるリスクと戦い続ける必要があります。
ペナルティを課されるプレッシャーに耐えられず、自身の恋心を諦める決断をした人も多いかもしれません。


⑨体力が消耗しきったとき

ボーイの仕事では体力を大きく消費します。
食べ物やお酒の買い出し・食事やお酒のウェイトサービス・キャストの席替えのアテンド・まめな清掃や片付けなど、常に身体を動かし続ける機会が山積みです。

特に、ビールケースは重たいため、店内への運び込みは一仕事となります。
休みなく長時間にわたって身体を動かす仕事は、どんなに体力があっても辛いでしょう。

自分の体力に限界を感じて、思わず「きつい……」と思ってしまうボーイの方は多いです。


➉仕事環境が肌に合わないと感じるとき

ボーイの仕事環境が肌に合わないと気が付き、ボーイの仕事にきつさを感じる方もいます。

お客様をご案内するときやお会計時、また行き過ぎたお客様の振舞いにさりげなくストップを促すタイミングなど、ボーイは常にお客様の気分を害さないように気遣いをする必要があります。
キャストに対しても、スムーズな接客ができるように目を配り必要に応じたアシストをしなくてはなりません。

また、スタッフの先輩の仕事を邪魔しない、立場をわきまえた行動・発言をするなど、ボーイに求められる気遣いは数えても数え切れません。場合によっては、一気飲みや一発芸などの無茶ぶりを要求されることも少なくありません。
そのうえ、楽しい雰囲気を壊してしまうことはお店の性質上、避けなくてはならないでしょう。

気遣いや無茶ぶりに順応し続けなくてはならないボーイの仕事の性質に、きつさを感じる人がいます。


ボーイの仕事のメリット・デメリット

きついことが沢山ある一方で、ボーイの仕事をしているからこそ得られるメリットもあります。
また、やはりどうしても無視できないデメリットがあることも確かです。


ボーイの仕事をきついと感じている皆さんにとって、これからもボーイの仕事を続けるか・辞めるかという選択は、大きな悩みの種となっているのではないでしょうか。

ボーイの仕事のメリット・デメリットを改めて確認することは、この先も仕事を続けるかどうかを判断する1つの材料になるかもしれません。
そこで、ここからはボーイの仕事のメリット・デメリットを紹介します。


メリット①細やかな気遣いができるようになる

ボーイの仕事をしていると細やかな気遣いができるようになります。
気遣いのスキルが磨かれる点は、ボーイの仕事のメリットといえるでしょう。

お客様・キャスト・先輩とさまざまな方に接して相手の要求に応えるボーイの振舞いは、そう簡単に真似できるものではありません。
ボーイの気遣い能力は、職場や業界を越えて多くの方から高く評価される大きな強みになります。


メリット②昇格・昇給しやすい

昇給・昇格がしやすい点もボーイの仕事のメリットといえるでしょう。
気遣いが求められる上に体力仕事も多いため、ボーイの職を長続きさせられる人は少ないです。

一方で、キャストやフロアを管理するマネージャークラスのボーイを一定人数求める店が多いです。
おおよそ3か月ほど勤務し続けられれば、昇給・昇格のチャンスを手に入れられるともいわれています。


メリット③女性の扱い方を学べる

ボーイの仕事では、キャストである女性と関わる機会があります。
ボーイの仕事であるキャストをエスコートをする仕事・キャストのメンタルケアをする仕事を通じて、女性の扱い方を学ぶことができるでしょう。

女性の喜ぶ振る舞い方を仕事を通じて知ることができる点は、ボーイの仕事のメリットといえます。


デメリット①我慢を強いられる

無茶ぶりや上下関係の強いボーイの世界に我慢はつきものです。
必要な我慢だと忍耐強くやり過ごしていても、いつかは自分のメンタルを崩しかねません。

精神的なダメージが心身の症状となって現れることも十分に考えられます。
常に我慢を強いられかねない環境に身を置かなくてはならない点は、ボーイとして働く上でのデメリットといえるでしょう。


デメリット②福利厚生が少ない傾向がある

福利厚生が少ない仕事環境が多い点もボーイのデメリットといえるでしょう。
遅刻や欠勤にペナルティとして罰金制度が設けられているなど、ボーイの仕事には独特なルールが課されることがあります。

一方で、有給休暇・退職金・緊急時の保証などの福利厚生を手厚く提供してくれるお店は少ないです。
労働者として守られている感覚は、昼職に勤めた方が強く感じられるでしょう。


デメリット③プライベートな時間を確保しにくい

ボーイとして働く上でのデメリットには、プライベートな時間を確保しにくい点も挙げられます。

サービス残業や始発待ちなど、ボーイとして働くために捧げている時間はかなり長いのではないでしょうか。
そのうえ、ストレスに晒される機会も多く、ボーイの仕事を通じて心身に影響を受けている方も少なくないでしょう。

時間も心身の余裕も仕事に奪われてしまうと休養を取ることに精一杯で、自分の楽しみに使う時間は減少してしまいます。
時間や心身を仕事に持っていかれてしまい、プライベートな時間・余裕を確保しにくい点は、ボーイとして働く上でのデメリットだといえるでしょう。


きついボーイの仕事から転職をする方法

きついボーイの仕事から転職をしたい場合、どのような方法があるのか解説します。


夜職経験者専門の転職サービスを活用する

夜職経験者専門の転職サービスを活用する方法があります。
登録をおこなうことで、担当のエージェントが付き、丁寧なヒアリングを通じて相性の良い転職先を紹介してくれるサービスです。

企業の中には夜職経験をマイナスに評価し採用をしないところもありますが、夜職経験者専門の転職サービスが紹介する企業は夜職経験をプラスに評価し積極的に採用しているところです。
そのため、企業選びにも苦労することなく、前向きな気持ちで転職活動をすることが可能です。

夜職経験者専門の転職サービスには昼ジョブメンズがおすすめです。
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求人サイトを利用する

求人サイトを利用することも転職する上で有効な方法です。

求人サイトは、登録の手間が必要ないものが多く、気楽に求人情報を見つけることができます。
ボーイの仕事に追われてあまり転職活動に時間を取れないとお悩みの方は、まず求人サイトを通じてさまざまな業界・業種をチェックしてみることもおすすめです。

具体的な仕事内容・職場環境・時給などの情報を手に入れることができるため、自分の転職を具体的にイメージする手助けにもなります。
また、気になる求人情報には求人サイトから応募することも可能です。


ハローワークに登録する

転職するにあたっては、ハローワークを活用してみることもおすすめです。
ハローワークは国が設けている施設で、職業紹介をおこなっている場所です。

利用するにあたっては、個人情報や希望する職業・職種などを書類に書いて提出する必要がありますが、書類提出後は自由にハローワークを利用することが可能です。
求人情報検索、職員への転職相談、履歴書・面接対策など、転職する上でのさまざまな相談が可能です。

また、転職に際して必要な資格取得の支援を受けられる場合もあります。
ハローワークは各市町村に設置されているため、利用を検討される方はまず近くのハローワークがどこにあるのか検索してみましょう。


ボーイから転職する際に気を付けたいポイント

ボーイから転職する際に気を付けたいポイントについて紹介します。


ポイント①転職活動をする時間を確保する

ボーイの仕事に時間を削られて、転職活動をすることに難しさを感じる方も多いかもしれません。

ボーイの仕事と転職活動を並行しておこないたいと考える方は可能であれば、シフトを減らす・休みを取るといった方法で、転職活動をする時間を確保しましょう。
特に、転職希望の業界・職種を丁寧に探す時間を作れると、後の転職活動をスムーズに進められる可能性が高まります。

一方で、ボーイの仕事に精一杯で、転職活動を並行しておこなうことが難しい方もいるかもしれません。
ボーイの仕事を先に辞めてから転職活動の時間を取るという方法もあります。
先にボーイの仕事を辞める場合には、いくらか辞職後の生活費を稼いで貯めておくと安心です。

大切なのは、慌てる気持ちに引っ張られずに転職活動の時間を十分に取ることです。
転職後のミスマッチに後悔しないように、転職活動をする時間はきちんと確保しておきましょう。


ポイント②ボーイを辞める際には、事前に店長に申告すること

ボーイの仕事を辞める際に、無断で退職することは控えましょう。

お店は従業員の個人情報を把握しています。
無断でフェードアウトしてしまうと、場合によっては自宅に押しかけられてトラブルに発展する可能性もあります。

辞職を申し出るタイミングについては雇用契約書に明記されていることが多いです。
辞めようと決心したら、事前に雇用契約書を確認するようにしましょう。

雇用契約書が手元にない、辞職を申し出るタイミングが書かれていなかったという場合には、仕事を辞める1ヵ月前には、上司に申告すると安全です。

民法上では14日前に申告すれば辞職は認められますが、14日間で新しく従業員を取り入れて、働けるレベルまで育て上げることは困難です。
急な人員減少でお店にストレスをかけると、新しいトラブルが起こるリスクもあります。

スムーズに辞めるためにも、辞職の際には早めに申し出るようにしましょう。


ホストから昼職に転職するなら夜職者特化した転職サービスがおすすめ

気遣いや無茶ぶり、力仕事や昼夜逆転生活と、ボーイの仕事のきつさを挙げればキリがありません。

今回は、ボーイの仕事をきついと感じるポイントを10点挙げましたが、他にもさまざまな大変さがあるでしょう。
ボーイの仕事を通じて得られるメリットや能力は、夜職の世界を飛び出しても活用できる素敵なものです。

デメリットの大きさや「きつさ」に限界を感じる方は、是非転職も前向きに検討してみてください。
また、ボーイの仕事を実際に辞める際には、是非スムーズに辞めることができるように事前の準備にも注意しましょう。

昼ジョブメンズでは、夜職から昼職への転職を手厚くサポートします。
夜職経験者のスタッフも多く、転職時の悩みや不安に寄り添うことが可能です。

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