COLUMN
昼職転職コラム
2024.11.20

【夜職の送迎ドライバー】ってきつい?辛い点や、そもそもどんな仕事なのかを徹底解説。夜職から昼職へ転職する場合のオススメの職種もご紹介。

送迎ドライバーは、キャバクラやラウンジなどの夜のお店で働く従業員を送迎する仕事です。一見シンプルな仕事に思えますが、実際には様々な課題やストレスを抱える職種でもあります。

本コラムでは、送迎ドライバーの実態と、より安定した職種への転職についてご紹介します。

どんな仕事?

送迎ドライバーの主な仕事は、夜のお店で働くスタッフを自宅まで安全に送り届けることです。基本的な資格要件は運転免許のみで、自分の車を使用することが一般的です。店舗の閉店時間に合わせて待機し、複数の従業員を効率的なルートで送迎します。安全運転は当然のこと、乗客への気配りや適切なコミュニケーションも求められます。

勤務時間は?きつい

勤務時間は主に深夜帯で、キャバクラの場合は閉店時間の深夜0時以降から始まります。風俗店の場合は24時間営業の店舗もあるため、シフトは店舗によって異なります。多くの場合は業務委託という形態で働くことになります。


送迎ドライバーの仕事は、体力的にも精神的にもかなりハードな面があります。深夜の運転は身体に大きな負担がかかり、夜間に及ぶ勤務は生活リズムを大きく乱してしまいます。また複数人の送迎ルートを効率的に組む必要があり、常に頭を使う仕事でもあります。さらに酔った状態の乗客への対応や、突発的な予定変更への対応も求められ、精神的なストレスも大きいと言えるでしょう。

収入と社会保障

送迎ドライバーの収入は、一般的に日給制や歩合制が多い傾向にあります。日給で5,000円~7,000円程度が相場で、時給換算すると2,000円~3,000円ほどになります。


ただし多くの場合は業務委託契約となるため、社会保険の加入はありません。一部の大手グループでは正社員雇用の求人もありますが、それ以外では確定申告も自己責任となります。実態としてガソリン代や車両の維持費、保険料なども自己負担となることが多く、見かけの収入より実質的な手取りは少なくなる傾向があります。

送迎ドライバーならではの悩み

車両関連の問題

毎日長時間の運転をするため車への負担が大きく、タイヤやブレーキパッドなどの消耗品の交換が頻繁に必要になります。これらのメンテナンス費用は全て自己負担のため、せっかくの収入の多くが車の維持費に消えてしまうことも。


さらに気をつけなければならないのが、深夜の運転事故のリスクです。万が一事故を起こしてしまった場合、その責任やコストは全て自分で負担することになります。また酔った乗客が車内で嘔吐してしまったり、乱暴な乗り降りで車に傷をつけたりするトラブルも少なくありません。こうした修繕費用も自己負担となるため、予期せぬ出費に頭を悩ませるドライバーが多いのが現状です。


人間関係のストレス

送迎ドライバーは、否が応でもお店の内部事情や従業員の個人情報に触れることになります。車内での会話から様々な情報が耳に入ってきますが、その情報を適切に管理し、決して口外しないという重責も負っています。


また仕事帰りの従業員同士の会話や愚痴を聞くことも多く、時にはその内容に巻き込まれそうになることもあります。特に酔った状態の乗客の場合、感情的になりやすく、それを上手く受け流す技術も必要です。


さらに「途中でコンビニに寄りたい」「ルートを変更してほしい」といった突発的な要望も多く、それらに柔軟に対応しながら、他の乗客の送迎時間にも影響が出ないよう調整する必要があります。このような気遣いの連続は、大きな精神的負担となるでしょう。

安定した昼職へ転職するために

送迎ドライバーの経験は、以下のような職業で活かすことができます。

運送・物流関連

送迎ドライバーの経験は、より安定した昼職でも十分に活かすことができます。まず、運送・物流関連の仕事では、深夜の運転経験や効率的なルート構築の知識が大きな強みとなります。配送ドライバーやルート配送の職種では、正社員として社会保障も充実し、安定した収入を得ることができます。


タクシードライバー

送迎の経験で培った土地勘や接客スキル、運転技術は、タクシードライバーとして大いに活かせます。タクシードライバーとして働くには普通第二種免許の取得が必要ですが、タクシー会社によって免許取得費用を一部負担してくれることがあります。


正規雇用で社会保険も完備されており、収入も安定しています。実際に多くの送迎ドライバー経験者が、会社のサポートを受けて二種免許を取得し、この職種で新たなキャリアを築いています。お客様を安全・快適に目的地までお届けするという点で、送迎ドライバーの経験が直接活きる仕事と言えるでしょう。


企業の社有車運転手

企業の社有車運転手という選択肢もあります。役員や従業員の送迎を担当する仕事で、送迎ドライバーとしての経験が直接活きる職種です。労働環境も整っているため、長期的なキャリアを築いていけるでしょう。


夜職から昼職への転職のポイント

送迎ドライバーから昼職へ転職する際は、個人での就職活動よりも転職エージェントを活用することをお勧めします。特に昼jobでは、夜職経験者の昼職への転職を専門的にサポートしています。


昼jobを介することで、企業との信頼関係を活かしたスムーズな転職が可能になります。また、トラブルが発生した際にも、昼jobが間に入ることで適切な対応が期待できます。さらに、給与などの条件交渉も有利に進められ、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策まで手厚いサポートを受けることができます。

より安定した職場を目指して

送迎ドライバーは、確かに高い時給で働ける魅力的な仕事に見えます。しかし社会保障が無いことや様々なリスク、将来性の面で大きな課題を抱えているのが現状です。深夜労働による身体的負担、車両関連の金銭的負担、複雑な人間関係など、表面的な好条件の裏には多くの問題が隠れています。

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