COLUMN
昼職転職コラム
2022.07.28

引退後のホストには選択肢が無限大!|引退前に必要な準備も紹介

若さや売り上げが注目を浴びることも多いホストの世界。
年を重ねるごとに売上が伸び悩むことにお悩みの方も少なくないのではないでしょうか。

また、昼夜逆転生活や飲酒が度重なることで、身体に負担がかかります。
体調を崩したことをきっかけに、ホストの仕事に限界を感じる方もいらっしゃるでしょう。

心や身体に必要以上の負担を掛け続ければ、健康を大きく損なう危険もあります。
今の自分にフィットした仕事へと転職することは、自分を守るためにも前向きな選択です。

本記事では、ホストの引退を視野に入れている方に向けて引退後の選択肢や昼職と夜職それぞれのメリット・デメリット、転職活動に際して必要な事前準備についてご紹介します。

ホストが引退後に選ぶ職業【5選】

引退後のホストが次の仕事に選ぶことの多い職業を、5つ紹介します。


①経営者

ホスト時代に稼いだお金や人脈を活かして経営者になる方がいます。
選ぶ事業についてはそれぞれにさまざまです。


ホストクラブのオーナーに転身

ホストとしての経験を活かして、新しくホストクラブを立ち上げて店のオーナーに転身する方も多くいらっしゃいます。

ホスト経験者がホストクラブのオーナーになる強みの1つには、自分自身が接客する中で培ったノウハウをもとに新しいホストの育成に繋げられる点があります。
また、自分を応援してくれたファンが来店してくれる強みもあります。


自分の興味・関心を活かして経営者になる方も

ホストの世界から、自身の興味・関心のある業界へと踏み出す方もいます。
ホスト時代に築いた人脈や稼いだお金で深めた趣味を、経営者として活用する場合が多いです。

お客様からの好感を得るために外見に気を使っていた背景から、ホスト経験者の中には服飾や美容に精通している方も多いです。
服飾業界や美容・エステ業界への進出をしているホスト経験者は特に数多くいらっしゃいます。


②接客業

ホスト時代に養ったコミュニケーションスキルや気配り力を活かして、接客業に転職したホスト経験者の方もいます。


飲食店店員

飲食店店員として活躍しているホスト経験者も多くいます。
ホストクラブには飲食を楽しむお店としての側面もあるため、飲食店での接客業はホストとしての経験を活かせる場面が多い職業だといえるでしょう。

お客様の食器・グラスの空き具合に気を配り、さりげなく給仕をおこなう立ち回りは、ホスト時代に丁寧な接客をして培った接客能力が活きる瞬間だといえます。


アパレルショップ店員

アパレルショップ店員として接客業に従事しているホスト経験者も一定数います。
身だしなみに気遣う内に養われた美的センスを、お客様への提案に活かせる場面も多いようです。

また、お客様によっては親しく店員さんとお話ししたいタイプの方もいれば、そっとしておいてほしいと思うタイプの方もいます。
ホスト時代に培われたコミュニケーションスキルを活かして、お客様によりマッチした接客ができます。


③営業職

自分をアピールしてお客様を獲得した経験を活かして、営業職に転職する方もいます。
特に、営業職は経験不問で採用するところが多いため、夜職経験者もチャレンジしやすい業種です。


車のディーラー

ホスト経験を活かして、車のディーラーとして活躍する方も多いです。
車は単価が高いため、お客様はお買い物に慎重になる傾向が強いため、じっくりとお客様と対話をしてニーズを聞き出し、おすすめの車や追加のサービスを売り込むことが必要になります。

車の特徴やサービスの魅力を伝えお客様の満足いく買い物を演出することは、ホスト経験者の得意分野であるといえます。


不動産営業

不動産営業もホスト経験者の転職先として選ばれやすい職業です。
コミュニケーション能力を活かしてお客様の要望を聞き出し、理想的な住まいを提案して契約を取る一連の流れが不動産営業の仕事です。

不動産営業ではノルマが課されていることが多いですが、ホストも接客成績が重視される職業であるため、仕事環境が似ています。

また、上手く営業成績を叩き出せると収入に反映される点もホストの仕事に似ており、ホストから抵抗なく転職しやすいようです。


④専門職

ホストから専門職に就く人も一定数いらっしゃいます。
専門職ではその名の通り特定の技術をもって働くことになりますが、一度手に職をつければ安定して働くことができるため学歴に不安のある方も従事しやすい職業です。


美容師

ホストから美容師に転向する方もいらっしゃいます。
身だしなみに気を使った経験、接客に入る前にヘアセットをした・してもらった経験をきっかけに、美容師への転職を志すことが多いようです。

美容師として働くためには国家資格の取得が必要ですが、資格を取得すれば、人気店で働ける可能性も、自分の店を出す可能性も切り拓くことができます。

また、ホスト時代に培ったコミュニケーションスキルを接客に活かすことでファンを集め、ホスト時代同様に固定客の獲得も見込めるでしょう。


ITエンジニア

ホストから一転、ITエンジニアへと転職する方もいます。
現在、ITは需要が高く、未経験者歓迎で社員を募集している企業が数多くあります。
全く経験や知識が無くても、働きだすのにハードル低い業種だといえるでしょう。

お客様ごとに接客を変える・イベントごとに必要な役割を担うといった、臨機応変な対応力は新しい業界に飛び込む上でも大きな強みになります。

また、今までに学んだことのない分野を吸収する上では、先輩にいろいろな仕事の仕方を教わる必要がありますが、先輩と距離を縮めるためにコミュニケーション能力は有効に作用しそうです。


⑤事務職

ホストから事務職に転職する方もいます。
常に他人と交流し、気配りをしながらコミュニケーションを取るという仕事に疲れてしまった方が選ぶ傾向が強い職業です。

全く他人と関わらないことは難しいですが、黙々と働ける場合が多く精神的な負担が少ないことが特徴的です。
また、事務職は残業が少ないことが多いためプライベートの充実も図りやすい職業だと言えます。


経理事務

経理事務とは、会社がやりとりしたお金の管理や記録をするために書類を作成したりチェックする仕事です。

細やかな作業が得意な人、几帳面な性格の人は特に相性がよいです。
経理事務を極めたいと思った場合には簿記や会計に関する資格を取得すると、より活躍することができます。


人事事務

人事事務とは、会社の社員のために手続きをおこなう仕事です。
例えば、新入社員のための入社手続きや退職社員の退社手続きをおこなうほか、給与やお祝い金といった社員へのお金の支払いに関する手続きも人事事務が担当します。

淡々と仕事をしたい人、人の名前を覚えることが得意な人には特に向いている仕事だといえます。
PCを活用することが多いため、特にワードやエクセルといったPCアプリを使いこなせるとスムーズに働くことが可能です。


夜職のメリット・デメリット

ホスト引退後、転職をするにあたり、夜職を続けるか・昼職に転職するかという点は大きな問題になるのではないでしょうか。
そこで、まずは夜職のメリット・デメリットについてご紹介します。


メリット①高い収入を得られるチャンスがある

高い収入を得られるチャンスがある点は、夜職の大きなメリットです。
売上に応じて収入が決まるため、頑張ればその分収入を増やすことできます。

月給制・年俸制と最初から収入が決まっている職場には安定感がありますが、頑張った分だけお金が欲しいと思う方にとっては、夜職の収入形態の方が合っているかもしれません。


メリット②自由に働ける職場が多い

夜職のメリットには、自由に働ける職場が多い点も挙げられます。

夜職では、シフトやマニュアルがなく自由に働けるところもあり、自分の希望するスケジュールで働ける環境が多いです。

自分の理想のライフスタイルを叶えるためには夜職の方が都合が良いというタイプの方も一定数いらっしゃいます。


デメリット①仕事を堂々と言いにくい

どんなに夜職の仕事に誇りを持って働いていても、残念ながら社会の中には夜職に偏見を持つ方がまだいるため、自分の仕事に対する想いと周囲の夜職に対する見方にギャップを感じ、苦しい思いをすることがあるかもしれません。

「どんな仕事をしているの?」と聞かれたときに堂々と答えにくい場合があるというのは、夜職の仕事のデメリットといえるでしょう。


デメリット②福利厚生が少ない

福利厚生が少ない点も夜職のデメリットに挙げられます。

福利厚生は、住宅手当や通勤手当、健康維持のための人間ドッグの費用補助など安心して働くための環境作りに役立つ制度です。
他にも、福利厚生の整った職場では子育て支援や介護に関する援助もおこなわれます。

夜職には、福利厚生の少ない職場が多く、生活にかかる費用や健康維持、育児や介護について、職場から補助を受けにくい場合が多くあります。
安心して働くための制度が弱い点は、夜職の弱点だといえるでしょう。


デメリット③お酒や昼夜逆転生活による体調不良

夜職で働く場合、お酒と昼夜逆転生活から逃れることは難しいです。
飲酒や生活リズムの乱れによって体調不良に見舞われるリスクが高い点は、夜職のデメリットの1つだといえます。

健康を保つことは、長く働き続けるためにも余計な出費を押さえるためにも重要です。
自身の健康維持が可能かは転職を考える際に是非とも気を払っていただきたいポイントです。


昼職のメリット・デメリット

ホスト引退後、昼職へと転職するというルートも一般的です。
そこで、昼職のメリット・デメリットもご紹介します。


メリット①安定した収入を得られる

安定した収入を得られる点は昼職のメリットだといえます。

月給制・年俸制であればペナルティによる罰金や欠勤時の収入の減少といった心配もなく、毎月、一定の収入を得ることができます。
生活に不安なく過ごせる点は、昼職の強みといえるでしょう。

また、仕事に慣れて実績を出せば昇進・昇給によって給与を上げることも可能です。


メリット②同じ場所で長く働ける

同じ場所で長く働ける点も昼職の大きなメリットです。
年齢によって働きにくさや稼ぎにくさに変動が生じるホストとは異なり、昼職であれば40代、50代と年を重ねても同じ職場で働き続けることが可能です。

年を重ねることで肩身が狭くなるのではなく頼られる存在になれる点は、夜職との大きな違いだといえそうです。


メリット③周囲に堂々と仕事を言いやすくなる

昼職のメリットの1つには、周囲に堂々と仕事をいいやすくなる点も挙げられます。

自分が誇りをもって働いている仕事を、偏見を持って見られることは大きなストレスになります。
昼職であれば、偏見に脅かされることなく、堂々と自分の仕事をいいやすくなるでしょう。

穿った見方をされないようにとホストの仕事を隠してきた方にとっては、大きな解放感を得られるかもしれません。


デメリット①勤務時間が長く感じる可能性がある

勤務時間を長く感じる可能性がある点は昼職のデメリットといえるでしょう。
昼職では出社時間や勤務時間を定められていることが多く、1日の間に約8時間ほど働く必要があります。

短い勤務時間で多くのお金を稼げていた方にとっては、拘束時間の長さが苦痛になってしまうかもしれません。


デメリット②服装や髪型に制限が設けられていることも

ホスト経験者の中には服装や髪型を自由にカスタマイズできる点に、仕事の楽しさを見出している方もいるでしょう。
昼職の中には服装や髪型に制限が設けられている企業・業種もあるため、ファッション好きの方は窮屈さやストレスを感じてしまうかもしれません。

ただ、全ての企業・業種が服装や髪型に制限を設けているわけではありません。
髪色や服装に既定の無い企業・業種もあります。
ファッションを楽しむことは譲れないと考える方は、転職先に髪型や服装に制限のない会社を選ぶことをおすすめします。

ファッションの自由さのみならず転職先に対して希望や条件をお持ちの方、また、昼職への転職先選びにお困りの方は是非、昼ジョブメンズをご利用ください。

昼ジョブメンズでは転職のプロがみなさまお一人お一人の希望や悩みに耳を傾け、おすすめの転職先をご紹介します。
履歴書対策や面接対策も手厚くフォローをするため、安心して転職活動を進めることが可能です。
少しでも興味を持ってくださった方は、是非一度ご利用をご検討ください。
※ホームページはこちらからご覧いただけます。

ホスト引退までに準備しておくと良いこと

ホストを引退するまでに準備すると良いことについて紹介します。


金銭感覚を養っておく

引退までに、金銭感覚を養っておくことをおすすめします。
ホストは高収入である傾向が強いため、転職後の収入がホスト時代の収入に比べて下がる可能性が高いです。

ホスト時代の収入の感覚で生活を続けてしまうと、転職後、生活費が不足してしまうかもしれません。
1ヵ月の食費を減らし自炊をしてみる、買い物の頻度を少なくしてみるといった節約を心掛けてみるとよいでしょう。


転職活動のスケジュールを考えておく

予め転職のスケジュールを考えておくと、転職活動をスムーズに進めることができます。
ホストの仕事と並行して転職活動をする場合とホスト引退後に転職活動をする場合の2つのパターンについて紹介します。


ホストの仕事をしながら転職活動をする場合

ホストの仕事をしながら転職活動をする場合には、勤務時間の調整をして転職活動に使う時間を作るようにしましょう。

ホストとしての収入を確保しながら転職活動ができるため、生活費の心配をせずに転職先を決められる点は大きなメリットです。

ただ、仕事と転職活動の両立では体力が大きく消耗してしまう恐れがあります。
健康に気を付け、意識的に休養を取るようにしましょう。


ホストの仕事を引退してから転職活動をする場合

ホストの仕事を引退してから転職活動をする場合には、引退後の生活を見越していくらか貯金をしておくようにしましょう。

仕事を一区切りさせられるため、転職活動に腰を据えて取り組める点は大きなメリットです。
ただ、生活費に心配が及ぶと、収入を得たいとの焦りから転職先を急いで決めてしまいミスマッチを起こしてしまう恐れがあります。

転職先をゆっくりと決めるための余裕を持てると理想的です。


PCスキルを身につけておく

ホスト引退までに、PCスキルを身につけておくことも有効です。

転職先にもよりますが、ワード・エクセル・パワーポイントといったPCアプリは新しい仕事先で使用する機会が比較的多いです。
3つのアプリに慣れておくだけでも、転職後の不安を解消することができるでしょう。

昼職への転職をサポートするサービス・昼ジョブメンズではPCスキルを得るための研修の機会もご用意しております。
他にもビジネスマナーの講習会など、昼職で活躍するために必要な素養を身につけられるようにバックアップをしますので、昼職への転職に不安を感じている方は是非ご相談ください。


ホストから昼職に転職するなら夜職者特化した転職サービスがおすすめ

ホストを引退した後にどのような転職先を選べるのか、また夜職や昼職のメリット・デメリットについて紹介しました。

引退後の選択肢は数多く広がっています。
自分の希望や理想には何があるか、どのような仕事をしてみたいか、今回をきっかけにご検討いただけたら幸いです。

また、転職活動に向けた事前準備についても取り上げましたが、スムーズに転職活動を進められるように今から少しずつ準備を始めましょう。

昼ジョブメンズでは、昼職の知識が豊富な転職のプロが皆さまの転職に関する希望を丁寧に聞き取り、相性の良い転職先をご紹介します。
夜職経験のあるスタッフもいるため、転職時の悩みや不安についても親身にお伺いすることが可能です。

昼職に就職するために必要な履歴書対策や面接練習、ビジネスマナー講座からPC研修までさまざまなサポートを準備し、皆さまの転職が成功するまで全面的にバックアップします。
不安と戦いながら、転職活動に1人で挑む必要はありません。
※昼職への転職を検討されている方は、是非、昼ジョブメンズをご利用ください。

完全無料

ホスト・ボーイなどの夜職(ナイトワーク)男性の為の昼職求人サイト

  • ▶︎
    ホスト引退後や将来が不安な方へ。
    昼ジョブでは元夜職、元ナイトワークでも歓迎な昼職求人のみをご案内。
  • ▶︎
    昼職や転職が初めての方でも問題なし!
    ビジネスマナーやPC研修アリ
  • ▶︎
    昼職を知り尽くしたエージェントが最初から最後まであなたの昼職への転職活動を全力でサポート!
    履歴書や面接練習もお手伝いします。
    昼職転職の不安や疑問は何でもご相談ください。
NEW COLUMN

新着昼職転職コラム