ホストからサラリーマンに転職！メリットと起こりうるデメリット

ホストからサラリーマンに転職する人はなぜ多いのか、ホストからサラリーマンに転職することで得られるメリットについてご紹介します。

指名数や売上など結果によって収入が変動するホストとは異なり、サラリーマンは毎月安定した収入を得ることが可能です。

毎月安定した収入が得られると、今月はどのくらいの額を貰えるんだろうといった不安を感じずに生活をすることができたり、毎月決まった額を貯金に回すことも可能です。

ホストの場合は指名数や売上がそのまま給料に直結するため、自然と指名数や売上に固執するようになった方も多いでしょう。

サラリーマンも売上について目標を立てて結果を出す必要はありますが、基本給は決まっているため、良くも悪くも結果に固執しすぎずに働くことができます。

ホストとして働いていると、大量のお酒を飲むことや昼夜逆転の生活が当たり前になり、規則正しく健康的な生活を送ることは難しいです。

サラリーマンの場合は、職種によって異なる部分はあるものの、基本的に大量の飲酒を強いられることはなく日中に働く場合が多いため、ホストに比べて規則正しい生活を送りやすくなります。

ご年配の方をはじめ、ホストはまだ偏見を持たれることが多い職業です。

自分は誇りをもって働いていても、周りからの目や態度から辛さを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

サラリーマンへ転職をすることで周りから偏見を持たれることがなくなるだけでなく、安定した企業で働いているという社会的信用を得られるようになります。

また、クレジットカードや入居審査も通りやすくなるため、生活がしやすくなるメリットもあります。

ホストからサラリーマンに転職をするメリットは多いですが、人によってはデメリットに感じる部分もあります。

ホストからサラリーマンに転職することで起こりうるデメリットについてご紹介します。

夜職は昼職よりも給料水準が高い傾向があるため、ホストからサラリーマンに転職をすると収入が下がる可能性が高いです。

しかし、毎月の給料が安定しないホストに比べて、サラリーマンの場合は毎月の給料が決まっているため、月収は下がったけれど年収で見ると同じ位かそれ以上だったというパターンも多いです。

単純に月収だけを見て収入が下がったと落ち込まず、1年を通した収入を確認してみましょう。

基本的にはサラリーマンは毎日決まった時間に出勤することになります。

ほとんどの会社が日中に出勤することになるので、夜型の生活に慣れてしまい日中に活動することが辛く感じる方にはデメリットに感じるでしょう。

そのような方は、フレックスタイム制と呼ばれる出勤時刻と退勤時刻を労働者自身で決定できる制度を積極的に取り入れている企業への転職を考えるのがよいでしょう。

企業や職種によって少しずつ異なりますが、昼職では髪型や服装に制限が設けられていることもあります。
会社の雰囲気やクライアントに合わせて髪型や服装を変えなくてはならない場合も多いです。

そのため、ホストクラブで自分の好きな服装や一番魅力的に見える髪型をすることに対して楽しさややる気を感じていた方、ファッション好きの方にとってはストレスになってしまうことがあるかもしれません。

ホストからサラリーマンへの転職を成功させるためにやっておくとよいことをご紹介します。

転職活動では、これまでの経験から自分にはどんなスキルがあるのか、強みは何なのかを棚卸ししたり、今持っていないスキルや資格を身に付けたりすることが重要です。

新しい資格やスキルを身に付けることで、向上心や成長意欲が高いと思ってもらうことができ、面接時にアピールすることができます。

具体的な転職理由を考えておくことも、転職を成功させるための準備の一つです。

転職先企業に求める条件は何なのか、転職をして何を実現させたいのかなど、転職の目的を明確にしておけば、自分の希望にマッチする企業を見つけやすくなります。

また、「どうしてホストから転職をして、うちの企業で働きたいと思ったのか？」などの志望理由はほとんどの企業で聞かれる質問のため、面接対策にもなります。

夜職者に特化した転職エージェントの活用もおすすめ