男性向け夜の仕事の給料とは？稼げる仕事の内容とやりがいについて

夜の仕事の給料がどれくらいなのか、業務内容と合わせてご紹介します。

ホストはお客様の話し相手になったり、お酒を作ったりして楽しい時間を提供するのが仕事です。

お客様がホストクラブに来店されている時間以外にも、SNSの発信や呼び込みの営業連絡をしたり、常連客のメンタルケアをおこなう必要もあります。

＜給料の目安＞
人気ホスト
・月給：約50万円～

下積みホスト
・月給：約20万円

ホストの給料形態は歩合制のため、指名数や売上数によって給料額は変動する特徴があります。

キャバクラスタッフとは、キャバクラの店長や幹部、ホールやエスコート、受付、キャッシャーなどを担うボーイを指します。

正社員とアルバイト、担う場所によって異なることもありますが、店内清掃や備品補充、キッチン業務、キャバ嬢の出勤管理やメンタルケア、送迎などをおこないます。

＜給料の目安＞
アルバイト
・時給：約1,200～1,500円
・日給：約1万円～1万5,000円

正社員
・月給：約25万円～30万円

店長・幹部候補
・月給：約40万円

加えてキャバクラでは給料だけでなく皆勤手当や家族手当、家賃手当などが出る好条件なお店も多いです。

ガールズバースタッフは、女の子がカウンター越しにお客様を接客するスタイルを採用しているガールズバーでの裏方を担います。

お客様の案内やホール業務、買い出し、清掃、女の子の送迎、ビラ配りなどが主な業務内容です。

＜給料の目安＞
アルバイト
・時給：約1,500円

正社員
・月給：約30万円

店長・幹部候補
・月給：約40万円～50万円

バーテンダーは、お客様の希望するカクテルを作って提供したり、お客様に楽しい気分を提供する仕事です。

接客スキルはもちろん、カクテルを作るレシピの知識やブレンド、シェーク、ステア、ビルドなど様々な技術を使い分ける必要があります。

＜給料の目安＞
アルバイト
・時給：約1,200円

正社員
・月給：約20～30万円

スカウトマンは、キャバクラやガールズバーで働いてくれそうな女の子を街中で見つけ、スカウトする仕事です。

ただし、スカウトの仕方によっては「迷惑防止条例」、「職業安定法」に触れてしまう恐れがあるため、これらに引っかからないよう注意してスカウトをおこなう必要があります。

＜給料の目安＞
・月給：約20万円（インセンティブあり）

ボーイズバーでは、ガールズバーの男性版で男性キャストがカウンター越しにお酒などを作り、お客様に接客をします。

ホストクラブのようにお客様の隣に座っての接客は禁止されているため、比較的ライトな雰囲気でお酒を楽しみながら楽しい時間をお客様に提供します。

＜給料の目安＞
アルバイト
・時給：約1,200円（インセンティブあり）

正社員
・月給：約25万円（インセンティブあり）

風俗店スタッフは、デリヘルやソープに来店するお客様の接客と働く女の子のサポートをおこなう仕事です。

スタッフの中でも受付、マネージャー、副店長、店長など役職や役割によって、料金システムが異なることが多いです。

＜給料の目安＞
受付
・月給：約25万円～35万円

マネージャー
・月給：約40万円～50万円

副店長
・月給：約60万円～70万円

店長
・月給：約70～100万円

女性用風俗店のセラピストやスタッフは、来店・予約される女性のお客様の接客やマッサージをおこないます。

最近活発化したため、給料に関して具体的な額は言及することが難しいですが、風俗嬢の給料が高めに設定されていることから、女性用風俗店の場合も給料設定は高めであると考えられます。

夜の仕事で感じることができるやりがいについてご紹介します。

職種によって時給の額は異なりますが、夜の仕事全体の特徴として昼職と比べて時給が高いことが挙げられます。

さらに本人の努力次第でインセンティブも支給されるため、成果に合わせて頑張った分だけ高い給料を得ることが可能です。
高い給料は仕事を頑張るモチベーションになりますよね。

ホストクラブやキャバクラには、毎日様々な業界のお客様が来店されます。

そのため、一般的な企業で働いていたら出会うことはなかったであろう、大企業の経営者や幹部などと出会えることも多く、人脈を増やすことが可能です。

夜の仕事をしていると、様々なお客様と会話をしたりコミュニケーションを取る必要があるため、自然と会話術やコミュニケーションスキルを磨くことが可能です。

加えて誰に対しても失礼のないきめ細やかな接客サービスやマナーについて学ぶことも可能です。

これらは夜の仕事だけでなく、昼職でも活かすことができるスキルのため、将来夜職を辞めた時にも役立たせられます。

ホストは女性のお客様と、黒服やボーイは女性キャストと多く関わる仕事です。

昼の仕事をしていたら関われなかった多くの女性と関わることができるため、自然と女性の扱い方や女心を理解することが出来るようになります。

お店によっては禁止されていることもありますが、お客さんやキャストと恋愛に発展するケースもあります。

夜の仕事は一般的な仕事と比べて、比較的高い給料を得ることが可能ですが、その分キツイと感じることも多いです。

夜の仕事をするリスクについてご紹介します。

来店されるお客様を楽しませることが仕事ですが、自分と相性のよいお客様だけでなく、合わないお客様にもおもてなしする必要があります。

誰に対しても分け隔てなくおもてなしをする必要があるため、心身的に辛さを感じてしまう方も多いです。

夜のお店は夕方～深夜にかけて営業するため、夜の仕事では深夜の仕事が強いられます。

必然的に昼夜逆転の生活を送ることになるため、生活リズムが狂ったり、睡眠不足や体内バランスの乱れを起こしやすく身体に大きな負担がかかります。

また、ホストやスカウトマン、ボーイズバーで勤務する場合は、指名数や売上数、キャッチ数等にノルマが課せられるお店も多く、「ノルマを超えなくてはならない」というプレッシャーから精神的辛さを感じる方も多いです。

夜の仕事は昼職と比べて給料が高いという特徴がありますが、完全歩合制で毎月の収入は安定していないため将来に不安を感じる方が多いです。

店舗の店長や幹部候補などの正社員であれば毎月同じくらいの給料が貰えるため安定しますが、アルバイトなど非正社員の場合はそうはいきません。

今は指名数が多い売れっ子でも、今後人気が落ちたり見切りを付けられる恐れもあるため、心の底から安心して働くことは難しいかもしれません。

夜の仕事では、お店に来店されるお客様を楽しませることが仕事になりますが、自分と相性のよいお客様だけでなく、相性が合わないお客様に対してもおもてなしをしなければいけません。

誰に対しても分け隔てなくおもてなしをしなくてはならない点に、辛さを感じてしまう方も多いです。

また、キャスト間のトラブルに巻き込まれたり、仲裁しなければならないことも多いため、人間関係に疲れてしまうことが多いようです。

夜の仕事をしていると、月によって収入が異なることから収入が不安定と判断されローンを組むことができない可能性があります。

また、住宅や自動車などを購入することを検討している方にとっては、大きなデメリットになり得るでしょう。

夜の仕事は一般的な昼の仕事と比べて、給料設定が高く効率よく稼ぐことが可能です。

ただし簡単に稼げるという訳ではなく、夜の仕事には心身に大きな負担がかかったり、ローンが組めない、審査に通らないなどの大きなリスクがあります。

加えて、若さやビジュアルが重視される職種も多く一生続けることは難しい傾向にあるため、将来を考え昼職との掛け持ちをしておくのもひとつの方法です。

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