COLUMN
昼職転職コラム
2023.06.22

黒服は何歳から何歳まで働けるの?適正年齢や向いている職業を紹介

黒服(ボーイ)やホストをはじめとした夜職は、若い方が多いイメージをお持ちの方は多いです。

現在、黒服のお仕事をしている方や、これから黒服のお仕事をしたいと考えている方の中には、何歳まで黒服として働けるのか不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、黒服の適正年齢、黒服に若い方が多い理由、黒服を続けるメリット・デメリット、黒服経験を活かせる職業について解説します。

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何歳から何歳まで黒服として働けるのか

18歳以上から黒服として働くことができますが、夜のお店なので、高校生は働けないお店がほとんどです。

高校生でも働けるお店はありますが、そういうお店の経営体制は正直怪しいです。
募集条件に「18歳以上(高校生不可)」または「20歳以上」と明記されているお店で働くことをおすすめします。

黒服の募集要項には何歳から働けるかは書かれていますが、何歳まで働けるかは明確に書かれていないことが多いです。
そのため、基本的に黒服は何歳まででも続けられる職業だといえます。


若い黒服が多い理由

黒服の適正年齢は20代〜30代といわれており、若い方の多い職種です。
ここでは、黒服に若い方が多い理由について解説します。


水商売業界全体の年齢層が若い

水商売業界は昇給・昇進に勤続年数、学歴などが関係しない完全成果主義の世界です。
そのため、他の業界に比べて水商売業界の年齢層はかなり若いです。

特に、キャスト業は若さが人気に関わってくるため、20代後半〜30代前半で水商売を引退する方も多くいらっしゃいます。

黒服はキャストのマネジメント業務を任されることもあるため、担当のキャストと年齢差があるとお互いにやりにくさを感じてしまうことも多いようです。


経営者になる人もいる

成果主義の黒服の世界において若くして店長に就任し、ある程度の年齢になると現場から退いて経営者になる方も少なくありません。

30代~40代で黒服に転職する方もいらっしゃいますが、黒服として昇給・昇進を目指す方のほとんどは10代〜20代の若いうちから黒服として働いている方が多いです。

このように、黒服としてのキャリアの長い方がさらなるキャリアアップを目指して裏方に回り、役職を後輩に譲るという流れによって、現場には若い黒服の方が多くなっています。


黒服を続けるメリット

黒服は、輝かしい夜の世界を支える縁の下の力持ちです。
ここでは、黒服として働き続けるメリットをご紹介します。


高収入を目指すことができる

水商売業界は、他の業界と比べて高い収入を得ることができます。
黒服のアルバイトの場合、時給は1000〜1500円と高く設定されているため、効率よくお金を稼ぎたい方におすすめです。

ただでさえ時給の高い黒服アルバイトですが、正社員だけではなくアルバイトにも昇給制度を採用しているお店が多いので、頑張り次第でさらなる高収入を狙うことができます。

また、他の職種に比べて、昇給・昇進のスピードが早いのは黒服の魅力です。
完全成果主義の世界なので、成績が良ければ入社して数ヶ月で役職に就くことができる場合もあります。


頑張りが評価される

黒服のお仕事は昇給・昇進に年齢や勤続年数、学歴などが関係しない実力社会です。
頑張った分だけ、成果を出した分だけそれに見合った給料や役職を得ることができるのは、仕事を続けていくうえでのモチベーション維持に繋がります。


人脈が広がる

黒服は、お客様の席についてキャストの代わりに接客をすることがあります。
夜のお店には、様々なお客様が来店されます。
中には、大企業の役員や芸能人など、日常生活ではお目にかかることができないような方々とも出会うことができます。

彼らとは住む世界が違うとつい引け目を感じてしまうかもしれませんが、黒服が接客を通してお客様に認知されることはよくあることです。

タメになるお話や今後のキャリアに関わる繋がりを得ることができる可能性もあります。


接客・トークスキルが上がる

黒服のお仕事は、キャストやお客様とお話をする機会が多いです。
キャストやお客様がどういったことを望んでいるのか、相手のことを考えた話し方を常に心がける必要があるので、自然と接客・トークスキルが上がっていきます。


黒服を続けるデメリット

黒服のお仕事には様々なメリットもありますが、デメリットも存在します。
ここでは、黒服として働き続けるデメリットをご紹介します。


仕事が体力勝負

黒服のお仕事には営業中のウェイト業務に加えて、お店の開店・閉店準備も含まれているため、他の夜職に就いている方と比べても出勤時間が早く、退勤時間は遅いです。

また、黒服は意外と肉体労働で、重いお酒を運ぶこともあります。
営業中はキャストやお客様の様子に常に目を配らなければならないので、忙しい時間帯はホール内を動き続けなければならないこともあります。

長時間の肉体労働に耐えられるだけの体力がなければ、黒服として働き続けることは難しいでしょう。

加えて、黒服のお仕事をしている方の中には、昼夜逆転の生活やお客様の席についた際の大量の飲酒が原因で体調を崩してしまう方も多くいらっしゃいます。

生活習慣の乱れは、重度の病気を引き起こす可能性もあります。
20歳以降、人間の体力は徐々に衰えていくといわれているので、まだまだ若くて健康なつもりでも無理して体に負荷をかけることは危険です。


仕事内容が多く、忙しい

黒服の仕事内容は以下の通りです。

    お店の開店・閉店準備 店内の清掃はもちろん、営業中に使用するおしぼりの準備、買い出し、在庫確認、グラスのセッティングや洗浄などを行います。
    ウェイト業務 灰皿の回収・交換 つけ回し お客様の席での接客 トラブル対応 キャストの管理 会計の準備

お店によっては上記の業務に加えて、送りドライバー、キッチン、キャッシャー(会計管理)を黒服が担当することもあります。

黒服のお仕事は、いわゆるなんでも屋です。
新人のうちは簡単なウェイト業務が中心ですが、長く続けていくうちにやらなければならない仕事が増えます。

忙しい仕事はしたくない方には、黒服のお仕事はあまり向いていないかもしれません。


人間関係のトラブル

黒服のお仕事を続けていると、キャストの管理を任されることがあります。
キャストの管理には、キャストがお店に出勤しているかどうかの出席確認と、担当キャストのマネジメント業務の2種類があります。

黒服がキャストのマネジメント業務を行うにあたって、担当のキャストとの方針の違いや、仕事に対する熱量の差が原因で、衝突が起きてしまうといったケースも少なくありません。

キャストの中には、人間関係のトラブルや常に結果が求められる仕事へのストレスが原因で病んでしまう方もいらっしゃいます。

キャストのケアはそのキャストを担当している黒服の仕事のため、キャストの相談に乗っているうちに精神的に疲れてしまう黒服の方も多いです。

また、黒服は頑張りが評価される成果主義なお仕事です。
昇給・昇進を狙っている黒服同士が互いの業績を競うのはよくあることですが、時には度を越してしまっていじめや嫌がらせに発展するケースもあります。


黒服経験が活かせる職業

黒服を続けるメリット・デメリットについてご紹介してきました。
この記事を読んでいる方の中には、黒服から他の職業に就職・転職を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、黒服経験が活かせる4つの職業をご紹介します。


一般企業の営業職

黒服は、キャストやお客様とお話しする機会が多いです。
そのため、黒服としての職務経験がある方はコミュニケーション能力が高い傾向にあります。

顧客に合わせた適切なアプローチが求められる一般企業の営業職は、黒服経験で培ったコミュニケーション能力を存分に活かすことができるでしょう。

特におすすめなのは、不動産会社での営業職です。
不動産業界も水商売業界と同様に、成果主義の風潮があります。

不動産売買や不動産賃貸仲介、ハウスメーカーなどの営業職では成績や売り上げに応じてインセンティブが支払われる場合がほとんどです。


ホテルマン

黒服は、キャストやお客様に何か困りごとが生じたらいち早く駆けつけなければなりません。
そのため、黒服としての職務経験がある方は気が利く人が多い傾向にあります。

お客様それぞれにとって最高のサービスは何なのか、という視点を持って仕事をすることが求められるホテルマンのお仕事は、黒服経験を活かせる職業です。


飲食店の接客業

飲食店での接客は、良くも悪くも、提供されたサービスに対するお客様のリアクションをダイレクトに受け取ることができるお仕事です。

お客様のリアクションを受けて、臨機応変に対応する力が求められる職業ですが、黒服経験者の方は、お客様のニーズをくみ取ってその場に適した対応ができる方が多いです。

また、さわやかで感じのいいお客様対応が求められる飲食店では、黒服経験を通して得たコミュニケーション能力を存分に活かすことができるでしょう。


アパレルの接客業

アパレルの接客業では、お客様にとって適切なタイミングで声かけをすることが、自身の販売実績に直結する場合が多いです。

また、「自分に似合うアイテムやデザインを一緒に考えてほしい」とお客様からアドバイスを求められることもあります。

黒服経験者の方は、お客様をよく観察して適切な声かけや気遣いをできる方が多いので、アパレルの接客業に向いているといえます。


まとめ

今回は、黒服の適正年齢、黒服に若い方が多い理由、黒服を続けるメリット・デメリット、黒服経験を活かせる職業について解説しました。

黒服は、応募条件に「18歳以上(高校生不可)」や「20歳以上」など仕事に就ける年齢の下限が定められていることは多いですが、具体的に何歳まで働けるかという年齢の上限は設けられていない場合が多いです。

キャリアプランを考える際には、ご紹介した黒服として働く上でのメリット・デメリットをぜひ参考にしてみてください。

黒服から昼職への就職・転職を視野に入れている方は、「昼ジョブメンズ」にご相談ください。

昼ジョブメンズには夜職経験者が多数在籍しているため、夜職に対する不安や悩みを相談しながらキャリアプランを考えることが可能です。

ビジネスマナーやPCスキル研修も積極的におこなっているため、ご自身の就きたい職業に応じて参加してみるのもよいでしょう。

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