COLUMN
昼職転職コラム
2024.02.06

ホストの罰金制度とは?罰金の種類や金額についてご紹介

ホストクラブでは店舗によってさまざまな種類の罰金制度が設けられていることがあります。
罰金はどのような時にいくらぐらい支払うのでしょうか。

また、ホストでの罰金制度は場合によって違法となる可能性があります。
契約内容や法律を踏まえた上で罰金制度や不当な罰金に対応できるようにしておきましょう。

今回の記事では、ホストの罰金制度やその金額、罰金の支払義務や罰金を受けないためのポイントについて解説します。

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ホストの罰金制度とは?

ホストクラブでの罰金制度は、主にお店への損害を防ぐために設けられています。

お客様の来店数を想定してシフトを組んでいるホストクラブでは、遅刻や欠勤によってお客様に迷惑が掛かり、お店の売上に悪影響を与える可能性があります。

また、1人の遅刻や欠勤などによって職場全体の緊張感が薄れ、お店全体の売上が下がる可能性があることからも罰金制度が採用されていることが多いです。


ホストの罰金制度の金額はいくら?

ホストの罰金制度にはさまざまな種類があります。

この項目では、罰金制度の種類や罰金をいくら支払うのかについてご紹介します。


遅刻

罰金対象の数として多いのが遅刻による罰金です。
遅刻はお店に迷惑を与えるだけでなく、お客様との信頼関係も失いやすいです。

ホストクラブはタイムカードを導入しているお店が多いため、1分でも遅れると罰金が取られてしまう可能性が高いです。

罰金の金額は1000円から1万円程が相場とされています。
店舗によっては遅刻による罰金の金額が、30分の遅刻で1000円や日給の10%などのように細かく設定されていることがあります。


欠勤や無断欠勤

欠勤は種類によって罰金が異なります。
いずれの種類であっても、その日の人員が1人減ってしまうという理由でお店に大きな迷惑が掛かります。
また、代わりに出勤予定のないキャストに出勤してもらう場合は、お店のキャストにも迷惑を掛けてしまう可能性があります。

前日から欠勤の連絡をしている場合は罰金が発生しないことが多い一方で、当日欠勤や無断欠勤には罰金が発生します。

当日欠勤の罰金額は日給の2倍、無断欠勤の罰金額は3倍が相場とされています。
欠勤による罰金は非常に重いため、最低でもお店に連絡はするようにしましょう。

しかし、体調不良などのやむを得ない理由による欠勤は、店舗によって罰金を免除されることもあります。
体調不良の場合は、病院からの診断書を持参することを条件としていることもあるため、ホストクラブの契約時に細かい内容は確認するようにしましょう。


ノルマの未達成

ホストクラブではイベント時に売上や来客数ノルマを設けている店舗があります。

ノルマ未達成による罰金は日給の半分が相場とされています。


爆弾行為

爆弾行為とは、他のホストのお客様を奪うことや暴力沙汰を起こすことなどを指します。

爆弾行為はお店の売上や信頼に大きな影響を与えるため、50万円から100万円の高額な罰金が課せられることがあります。

爆弾行為をすると罰金だけではなく、クビになってしまう可能性が高いです。
罰金制度の種類として特に注意するようにしましょう。


売掛金の未回収

売掛金とはお客様が後払いをする飲食代金を指します。
売掛はツケ払いとも呼ばれ、当時中にお金を支払うことができない場合に利用されています。

しかし、お客様が売掛金を支払わずに逃げてしまった場合には、担当のホストが売掛金を肩代わりしなければなりません。
売掛金の未回収は担当ホストの責任とされ、未回収分は給料からの天引きが行われます。


ホストの罰金制度は違法?

労働基準法第16条では、労働者に対して罰金を課すような労働契約をしてはならないと定められています。
また、労働基準法第91条では、1回の罰金で1日の平均賃金の半分を上回ってはならないと定めています。

しかし、これらの法律が適用されるのは労働契約を結んでいる労働者であり、ほとんどが個人事業主であるホストには労働基準法が適応されません。

法律による制限がないことから、ホストクラブのお店では独自に決めた規則でホストに対して罰金を請求することができます。
お店独自のルールで決めた罰金制度に関しては、入店前に必ず確認するようにしましょう。


ホストの不当な罰金への対処法

ホストクラブで明らかに不当な罰金を課せられた場合には、どのように対処をすれば良いでしょうか。

この項目では、ホストクラブでの不当な罰金への対処法について解説します。


警察や弁護士に相談する

不当な罰金を課せられた場合には警察に相談をしましょう。
警察がお店との仲介となり、不当な罰金への対応を行ってもらえる可能性があります。

しかし、警察は明確に不当であることを判断できない場合などには対応を行ってもらえないことも多いです。
そのような場合は弁護士に相談するようにしましょう。

ホストは労働基準法に該当しない可能性が高い一方で、弁護士はさまざまな法律から罰金の対処法についてアドバイスを行うことができます。
また、罰金の支払いに対してお店からの恐喝や強要を受けた場合には、違法行為として告訴や訴訟の材料となります。

罰金が不当かどうか分からないという方も1度弁護士に相談してみることをおすすめします。
相談を無料で行っている弁護士事務所もあるため、弁護士費用を心配している方も安心して利用することができます。


罰金を飛ぶ

不当な罰金の対処法として罰金を飛ぶことが挙げられます。
罰金を飛ぶことは、お店を辞めて罰金の支払いを無視することを意味します。

しかし、罰金を飛ぶことは家まで押しかけられることや裁判を起こされる可能性があるため、不当な罰金への対処法として推奨はできません。
また、罰金を飛ぶことで働いた分の給料の受け取りを諦める必要があります。


ホストで罰金を受けないためのポイント

この項目では、ホストで罰金を受けないためのポイントについてご紹介します。


売掛金は必ず回収する

お客様の売掛金は必ず回収するようにしましょう。
売掛金が発生する場合にはいつまでに支払うか必ず確認を取るようにしてください。

ホストでは売上を上げることが重要視されている一方で、支払能力のないお客様に関しては売掛金を認めないことも重要です。


真面目に勤務をする

ホストクラブの罰金は遅刻や欠勤が中心であるため、勤務態度を正していれば罰金を課されることがほとんどありません。

真面目に勤務を続けてお店との信頼関係を構築するようにしましょう。


契約時に罰金制度について確認する

ホストを始める前にお店の罰金制度について必ず確認をするようにしましょう。

遅刻や欠勤やノルマの未達成など、お店によって罰金制度は異なります。
後でトラブルを起こさないためにも契約内容は細かく理解している必要があります。


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まとめ

今回の記事では、ホストの罰金制度やその金額、罰金の支払義務や罰金を受けないためのポイントについて解説しました。

ホストクラブの罰金制度には遅刻や欠勤、ノルマ未達成や売掛金の未回収などさまざまな種類があります。
中でも無断欠勤や爆弾行為、売掛金の未回収には大きな罰金が課せられる可能性があるため注意が必要です。

ホストはほとんどが個人事業主であり、お店が独自に決めた罰金ルールに従う必要があります。
そのため、契約時には罰金制度を中心に契約内容をよく確認し、後にトラブルが起こらないようにしましょう。

また、不当な罰金を受けた場合には弁護士を利用することをおすすめします。


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