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ボーイを辞めるにはどうしたらいい?|向いている仕事もご紹介!
昼夜逆転生活を送りながら、お店のルールを守りつつ最高級のおもてなしをご用意する。
夜職には華やかなイメージが持たれる傾向にありますが、縁の下の力持ちとして働くボーイのみなさんにかかる負担はとても大きいですよね。
精神的な辛さや肉体的な消耗と戦いながら働き続けることに限界を迎えて「ボーイの仕事を辞めたい」と考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、ボーイを辞めたいと考える理由や、ボーイを辞める際に必要な準備、ボーイ経験者に向いている職業をご紹介します。
ボーイを辞めたいと思う理由
多くの人がボーイを辞めたいと思う理由を紹介します。
ボーイとして働く上でのきつさは、こちらの記事でも詳しく取りあげておりますので興味のある方はご覧ください。
▶︎ボーイの仕事がきつい瞬間|仕事のメリット・デメリットも紹介
お店の雰囲気に馴染めないから
お店の雰囲気に馴染めない苦しさから、ボーイを辞めたいと感じる方がいます。
お店によっては、先輩・後輩という縦の関係が強さから、頻繁に命令されたり理不尽な無茶ぶりを要求されたりすることがあります。
ボーイの世界で、命令・無茶ぶりを断ることは基本的に認められません。
また、遅刻や欠勤に対するペナルティとして罰金を厳しく取り立てるお店があることも実情です。
命令・無茶ぶり・罰金と、相手のメンタルや収入に悪影響を及ぼすことを平気で強要する店の雰囲気に恐怖感や辛さを感じる人も少なくないでしょう。
ボーイに対する不当な扱いを当たり前とするお店の雰囲気に違和感を覚えて、ボーイの仕事を辞めたいと思う人は少なくありません。
身体的な消耗が激しいから
ボーイの仕事は主に店内の清掃作業、仕入れたお酒や食材の運び込み、お客様へのウェイトサービスやキャストの移動誘導など、肉体労働が多いため体力を大きく消耗します。
また、お店の営業時間は深夜が中心であるため、ボーイの仕事をするためには昼夜逆転生活を送ることが必要になります。
一般的な生活リズムとは反対の生活をしながらさまざまな肉体労働をこなすとなると、身体にかかる負担は計り知れません。
肉体的な消耗に限界を感じてボーイの仕事を辞めたいと感じる人もいます。
暴力や恐喝を受けたから
暴力や恐喝を受けた経験がボーイの仕事を辞めたいと思うきっかけにもなります。
お酒を楽しんでいるお客様の中には酔い方が激しい方もいらっしゃいますし、客引きをする中で通りがかりの人の機嫌を意図せず損ねてしまうこともあるでしょう。
酔ったお客様や声を掛けた人から暴力や暴言を受けたことで、トラウマを抱えてしまうケースもあります。
また、スタッフ同士の上下関係によって、先輩から暴力や恐喝を受けるボーイの方もいます。
暴力や恐喝を受けた方は精神的に大きなダメージを受けます。
仕事に従事する中で経験した恐怖から、ボーイの仕事を辞めたいと考える人もいます。
給料が安すぎるから
給料が安すぎる点も、ボーイの仕事を辞めたいと考える一因になります。
給料が安い背景には、実際の時給が入店前に提示された時給より下げられている、罰金のせいで給料からお金が差し引かれてしまうケースがあります。
また、ボーイに対して長時間の残業を課しておきながら、残業代を全く支払わないお店もあるようです。
働いている時間に見合わない給料にやりきれなさを感じることも、ボーイの仕事を辞めたいと思う原因になっています。
仕事内容が辛いから
仕事内容そのものに辛さを感じ、ボーイの仕事を辞めたいと思う方もいます。
ボーイの仕事には、清掃やウェイトサービスといった肉体労働に加えて、キャストの勤怠管理やメンタルケアの仕事もあります。
シフト通りに来てくれるように言い聞かせることや、急な都合で来られなくなったキャストの代理を探すことをボーイに任せているお店も少なくありません。
また、キャストの相談事に乗り、精神面でのサポートをするように命じられているボーイもいます。
女の子の都合やメンタルに合わせた対応をおこなうことに、心労を覚えるボーイもいるでしょう。
また、ボーイという立場上、先輩・キャスト・お客様からの要望や命令を断ることは困難です。
周囲から無理強いされる辛さから、ボーイの仕事を辞めたいと思う人もいます。
ボーイを辞めるために必要な準備
ボーイの仕事を辞めるにあたっては、事前の準備が重要です。
仕事を辞める際に必要な準備について解説します。
辞める理由を考えておく
ボーイの仕事を辞める際は辞める理由を考えておきましょう。
辞職を願い出た際に「どうして辞めるのか」と辞める理由を聞かれることは十分に想定されます。
スムーズに理由を言えない場合、辞職を認めてくれない可能性があります。
辞める理由を考える際、本音では仕事環境・業務内容・先輩やキャストへの不満があったとしても、辞める理由としてそのまま伝えるのは控えるとよいです。
伝え方によっても変わりますが、感情のまま伝えてしまうとマネージャーや店長と言い合いになってしまう可能性があるためです。
「家族にバレて続けられなくなった」「身内の体調不良で介護をしなくてはならなくなった」という家族を巻き込んだ理由は認めてくれやすいでしょう。
他にも「やりたい仕事が見つかった」「新しく学校に行くことにした」といった前向きな理由も、マネージャーや店長の気分を害さずに辞めやすいです。
本音はグッと押さえて、感謝の気持ちと共に辞める理由が言えると余計なトラブルは回避しやすくなります。
貯金をしておくと安心
ボーイの仕事を辞める前に貯金をしておくと安心です。
特に、仕事を辞めてから転職活動をしようと考えている方は、退職後の生活費を貯めておきましょう。
最近では法律を守って経営をしている優良店も増えていますが、お店によっては、退職を申告した後の給料を支払ってくれない場合もあります。
また、最後の給料を大幅に減額してくるケースもあります。
勤務を継続しないんだから仕方ない、今までに差し引いていなかった罰金をまとめて引いた等と言い訳をして、丸め込んでくることが多いようです。
無論、給料はどんなときも適正に支払われるべきですが、お金の心配を回避するためには最後の給料は支払われないものだと覚悟をしておくと、いざというときに慌てずに済むでしょう。
お金に困ると転職を焦ってしまい、希望する条件や職種を妥協してしまう可能性があります。
勿論、転職においては場合によって妥協が必要な局面もあるかもしれません。
しかし、必要以上の妥協は転職後の後悔に繋がる恐れがあります。
転職後の後悔やミスマッチを防ぐためにも、貯金をしておくことは重要です。
辞めた後の仕事を探しておく
辞めたいと思ったタイミングから、辞めた後の仕事を探しておくこともおすすめです。
次に就きたい仕事が決まっていることで、前向きな気持ちを持つことができます。
具体的にここに転職すると早々と決めずとも、次はこんなことしてみたい、こういう業界に触れてみたいとざっくりと考えるだけでも、転職活動をスムーズに始められるでしょう。
求人サイトを利用する
求人サイトでは、手軽に求人情報を入手できます。
求人サイトはお手持ちのスマートフォンやパソコンを通じて、時間も場所も問わず、利用することが可能です。
さまざまな業界・業種の求人情報が掲載されているため、次の仕事を検討する際の参考にもなり、その場でサクッと応募ができる点も魅力的です。
一方で幅広い仕事が載っているために「自分にはどんな仕事が向いているんだろう」とかえって不安に思ってしまう方もいます。
ハローワークに登録をしてみる
ハローワークに登録をして仕事を探すのも有効です。
ハローワークは国が設けている施設で、各市町村に置かれています。
ハローワークのサービスを受ける場合には最初に、個人情報や「どのような職業に就きたいか」といった設問がある書類を書いて提出する必要があります。
書類提出が終わると、求人情報検索・仕事選びに関する相談・資格取得のための支援などさまざまなサービスを受けることができます。
転職サービスを活用もおすすめ
転職サービスを活用して仕事を探すのもおすすめです。
転職サービスとは、転職のプロから支援を受けられるサービスのことです。
エージェントとは、自分を担当してくれる転職のプロのことです。
転職サービスに登録をすると、エージェントが希望の転職先について要望を丁寧に聞き取り、相性の良さそうな企業・職種を紹介してくれます。履歴書の書き方や面接についてもエージェントからアドバイスを受けることができ、転職先が決まるまで手厚くサポートを受けることが可能です。
特に、夜職から昼職への転職を考えているボーイの皆様には「昼ジョブメンズ」がおすすめです。
昼ジョブメンズは夜職から昼職への転職を専門にサポートしている転職サービスです。
企業の中には夜職経験を後ろ向きに捉えてしまうところもありますが、昼ジョブメンズが紹介する企業は夜職経験者で培われた能力や昼職に転職したいとの意気込みを評価してくれる企業です。
そのため、夜職経験への誇りを捨てることなく昼職へと転職することができます。
また、昼ジョブメンズでは、昼職に就職するために必要なビジネスマナーやPCスキルを身につけるための研修会も積極的に開催しています。
エージェントの中には夜職経験者の方も多く、夜職からの転職にまつわる相談もさまざまにお聞きすることが可能です。
※昼ジョブメンズのHPはこちらから
辞める際には1か月前に店長に報告する
ボーイを辞める際は、まずは雇用契約書を確認しましょう。
お店によっては「辞職の申告は〇ヶ月前(日前)までにおこなうこと」というように辞職を申し出るタイミングを契約書に書いてあることがあります。
辞職を申し出るタイミングが明記されていた場合には、そのタイミングに従いましょう。
契約書はお店と皆さまの間で交わされた約束事になりますので、雇用契約書の内容は守っておいた方が無難です。
労働者の権利としては、14日前に申告すれば退職は認められると民法には定められています。
しかし、お店を経営する立場としては、辞められてしまった分の人員確保をするために時間が必要です。
そのため、雇用契約書に辞職を申し出るタイミングの記載が無い場合は、少なくとも1ヵ月前にはお店に申し出るのが社会人のマナーです。
どうしても辞められないときは
どうしても辞められないときに知っておきたいポイントが2点あります。
まず、1点目は勝手にフェードアウトすることは危険だということです。
辞めたくて仕方がないとなると、フェードアウトしたくなってしまう気持ちは分かります。
しかし、お店側は入店時に皆さんの個人情報を預かっているため、場合によっては皆さんのご自宅に乗り込んでくるなどのトラブルを引き起こされる可能性があります。
自分の身を守るためにも、フェードアウトをすることは避けましょう。
2点目は内容証明郵便を活用する方法もあるということです。
内容証明郵便はいつ・誰が・どのような内容の文書を・誰宛てに送ったかを公的に記録してくれるタイプの郵便です。
この郵便を活用して辞職届をお店に出せば、あなたが辞職届を送った事実が公的に記録されます。
相手が内容証明郵便を受け取った場合には、辞職届が受理されたことになるため、正当に辞めることが可能です。
もしお店側が受け取りを拒否した場合は、受け取り拒否をしたとの記録が残るため、受け取りを拒否されたら弁護士や労働基準監督署に相談しましょう。
内容証明郵便を出すにあたっては、封筒に辞職届が入っていることを書かないことが大切です。
上手く相手に受け取ってもらうことを考えましょう。
ボーイ経験者に向いている職業・業界
ボーイの他に、どのような仕事をすればよいのか分からないと悩む方もいらっしゃるかもしれません。
ボーイ経験者に向いていそうな職業や業界について紹介します。
飲食店
ボーイ経験者の方は飲食店勤務と相性の良い傾向があります。
例えば、お客様の空になったグラスに水を注ぐ際、お客様の会話に割って入ると楽しい盛り上がりの邪魔になってしまう恐れがあります。
しかし、ボーイ経験者の方であれば今までの接客経験から、様子を窺う・少し時間を空けるといった調整をするための選択肢を考えられるかもしれません。
他にもウェイトサービス・注文取り・机の清掃など、飲食店では気配り能力やスムーズな動きを求められる仕事が多くあります。
ボーイ経験者が培ってきた気遣いの心や機敏さを発揮するチャンスが飲食店には多くあります。
販売業
洋服・化粧品・鞄・車などを売る販売業もボーイ経験者の方にはおすすめです。
特に、ボーイの仕事をする中でお客様との交流を楽しめていた方には向いているといえます。
販売業は、コミュニケーションスキルが活かせる職業です。
楽しく会話を進めながらお客様の要望を聞き出し、イチオシの商品をお勧めするためには、会話術や鋭い観察眼が役立ちます。
ボーイとして養われた能力が、販売業を通じて一層開花する可能性があります。
営業職
会社の取引先の企業に向けて商品やサービスを売り込む営業職も、ボーイ経験者の方にはおすすめの仕事です。
客引きを通じて入店者数を伸ばした経験やお客様とのコミュニケーションが得意だった方には、
特に営業職が向いている可能性があります。
滑らかに取引先の社員さんとお話をし、自社が取り扱う商品やサービスの良さをアピールすることで売上に貢献することができます。
また、営業職は特に未経験者も採用されやすい傾向にあるため、就職しやすいメリットもあります。
事務職
ボーイ経験者の方の中には、コミュニケーションスキルが求められる職場に身を置くことに疲れてしまった人もいるかもしれません。
そんな方には、事務職を検討してみることをおすすめします。
ボーイとして働いた際に、手にした臨機応変な対応力や人やモノの管理能力は事務職として働く上でも重宝されるはずです。
また、事務職は定時に上がりやすい職種であるという点も魅力的なポイントです。
プライベートの時間や睡眠時間をなかなか確保できずに辛い思いをなさってきた方には、理想的な生活を送るための環境だといえるでしょう。
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ボーイの仕事は、身体的にも精神的にも消耗してしまう過酷な仕事です。
また、罰金制度により過度な緊張や経済的な心配を抱えてしまうこともあるでしょう。
「辞めたい」という気持ちに正直になることで、心身への負担が軽くなるかもしれません。
ボーイの仕事を辞めることにまだ迷いがある方も、一度転職を検討してみることをおすすめします。
ボーイを辞めるときは、言い訳を前もって考えておく、辞職することを早めに報告するといったポイントを押さえることが大切です。
トラブルを回避するためにも、事前の準備は入念におこなってください。
ボーイ経験で養った能力は他の業種・業界でも応用させることができます。
今回ご紹介した職業は一例に過ぎませんので、趣味や興味など考え合わせて是非自分に合った新しい転職先を探してみましょう。
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